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久し振りのカルチャーショック 3題

SEVCIK.jpg

人は
 予想外の事が起きると、驚くそうですし
 予定外の事が続くと、ストレスになるそうです…って、当たり前ですが(笑)
しかし今日私は
 予想されたこと…とはいえ、改めてその現実に驚き
 予定外のこと …とはいえ、ストレスではなく、むしろ喜びを感じる
 久し振りにカルチャーショックともいうべき出来事が3つあり
それは
 ひとつは、ヴァイオリン奏法について
 ひとつは、音律の問題について
 ひとつは、CDプレーヤーを巡る状況についてでした。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

まずは
「ヴァイオリン奏法について」は

私が行きつけのあるお店の店員さんが
(それが何のお店なのかは差し障りがあるといけないので伏せますが)
 まだ幼い自分の息子さんがヴァイオリンを習い始めて半年ほどたったこと
 しかし
 ヴァイオリンについては不案内な自分の音楽的知識に照らしても
 そのレッスンが疑問であること
 そして
 優れたヴァイオリン教師は、どの様に選べば良いのか?
 という質問をして来られたのですが
私の回答は明確で
まず“最低限の基準”として
 パガニーニ/24のカプリース
 バッハ/無伴奏ソナタ&パルティータ が弾けること
更に“理想の条件”として
 その先生の師の師…ですとか
 その先生の師の師の師…などと辿っていった時に
 必ずレオポルト・アウアー
 (ハイフェッツ、エルマン、ミルシュテインなどの歴史的名手を多く育成した
  ロシア奏法の神様)に辿り着く系譜の先生に習うこと と答えたところ
 (ただし正確には私も含めて今日
  左手(運指)においては、ロシア奏法
  右手(運弓)においては、フランス・ベルギー派奏法こそが主流です)
「○○様(私のこと)は…?」と言うので
「勿論
 私は毎日必ず
  右手と左手の基礎練習をした後
  パガニーニ/24のカプリース      から数曲を選んで指慣らしをし
  バッハ/無伴奏ソナタ&パルティータ から数曲を選んで練習する
  これは、毎日顔を洗ったり歯を磨くのと同じで当然のことですし
  これを毎朝必ずしないと、目覚めが悪く
  これを毎晩必ずしないと、寝られないほどですし
 私が
  かつて師事した歴史的名教師の、師の師はレオポルト・アウアー
  現在ご助言いただいている師の、師の師の師はレオポルト・アウアーです
 アウアーに辿り着かない
 アウアーに繋がらない先生は
 もはやヴァイオリンの本流ではないとさえ言い切れます」と答えたところが
その店員さんが
 今習っている先生のレッスンを辞めさせて
 息子さんのレッスンを私にお願いしたい…と仰られ
 私も丁度仕事の都合が付くことからレッスンをお引き受けし
 今日初めて、レッスンをしたのですが
驚いたことが3つありました。

第一は
ヴァイオリンの弦が4本ともスチール弦なため
アジャスター内蔵の鋳物のテールピースが楽器に装着されていた
…では
 一般の方には何のことか判らないと思いますので(笑)
 多少なりとも判る様に書きますと
ヴァイオリンの弦は、汗避けのアルミが巻いてあるので
どれも表面は銀色に見えますが
 その内部が
 はたしてガットなのか(音は柔らかい自然な響きでも、湿気ですぐに音程が狂う)
 はたしてスチールなのか(音は硬く弾きにくいものの、音程は狂いにくい)
 はたしてナイロンなのか (ガットとスチールの中間的な性格を有しています)
 はたして各種新素材か (各社が色々な種類の線材を組み合わせています)
 などと分類されるのですが
4本ともスチール弦で弾く弾き心地は
あたかも2Hの鉛筆で文字を書く様なもので
 まさか、小さなお子さんに2Hの鉛筆を与えて字を書かせる親は居ないのと同じで
 その様に硬質な弾き心地の弦で練習してしまっていては
 音は響かず、運弓も力んでしまう…というだけでも問題なのに
(プロのヴァイオリニストの中には
  音色の好みから4弦ともスチール弦を使用している奏者も居ますし
  奏法において正しい運弓技術が習得されていれば
  むしろ柔らかい音色さえ演奏可能ではありますが
 学習段階においては
  4本ともスチール弦であることは
  楽器の管理上
  「面倒が無い」という理由からのみ装着されている場合がありますが
  初心者の段階では
  硬質な弦による練習は、運弓技術に重大な悪癖を身に付かせてしまうばかりで
  その様な使用は絶対に避けるべきであり
 ですから私は
  私自身においては
  下記の様な試行錯誤をしたりしていますが(笑)
  http://shyouteikin.seesaa.net/article/128044662.html
 学習段階の奏者には
 既述の様なガットとスチールの良い点のみを併せ持つ
 こちらの弦の
 Dadario Pro-Arte Violin.jpeg
 ただし分数楽器用のものをお勧めしつつ
 その上で
 (その上でないと、弦・松脂(松ヤニ)双方の長所が活かされない…といいますよりも
  柔らかくよく響く弦でないと、下記松脂(松ヤニ)の長所が活かされません)
 こちらにも書きました
 http://shyouteikin.seesaa.net/article/93811647.html
 http://shyouteikin.seesaa.net/article/134762657.html
 こちらの松脂(松ヤニ)を勧めていますが
 MELOS ROSIN.JPG
(なお
 通常は
 MELOSの松脂(松ヤニ)のViolin用のlightが好適と考えますが
 lightでは摩擦が得られなく
 darkでは摩擦が過剰で音が粗くなる…のであれば
 lightとdarkを組み合わせてみる…という方法もあり
 http://shyouteikin.seesaa.net/article/134762657.html
 http://www.melosrosin.gr/products_en.htm
 また
 下記でも書きました様に
 松脂(松ヤニ)は新しいほうが良いということもありますので
 http://shyouteikin.seesaa.net/article/117669194.html
 MELOS Violin Rosin light と dark の 通常サイズ の製品を購入するよりも
 MELOS Violon Rosin light and dark.jpg
 MELOS Violin Rosin light と dark の miniサイズ の製品を購入して
 MELOS Violin Rosin mini light and dark.jpg
 http://www.melosrosin.gr/products_en.htm
 こまめに買い直し続けるほうがより好適だと感じています)
 この
 MELOS(メロス)のlight(ライト)の松脂(松ヤニ)は
 下記でも書きました様に
 http://shyouteikin.seesaa.net/article/117299379.html
 アマチュアの奏者達が
 ヴァイオリンを響かせるのではなく「ぶっ擦る(笑)」弾き方をしてしまうと
 たちどころにザラついた音がしてしまうものの
 一方で
 ヴァイオリンは擦るのではなく響かせるものであるという本来の弾き方で使うと
 柔らかで軽やかな運弓でも十二分に素晴らしい音が響き渡る
 松脂(松ヤニ)
であるとともに
 今現在は
 上記でも書きました
 http://shyouteikin.seesaa.net/article/117299379.html
 D'AddarioのProArte弦の分数弦ではなく
 ProArte.jpg ProArte 02.jpg 
 MELOS(メロス)のlight(ライト)の松脂(松ヤニ)の使用を前提に
 WARCHALのametystの
 ametyst small.jpg
 の分数弦の使用をお勧めしていますが)
問題は弦だけではなく
4弦をヴァイオリンの奏者側で束ねている逆三角形のテールピースという部品が
通常は黒檀・ローズウッド・ツゲといった木製のものを使用するのに
 TailPeace.JPG
既述の様に
4本ともスチール弦を使用しているために
4本の、スチール弦の音程調整のためのアジャスターが、4個も内蔵された
鋳物のテールピースが装着されていて
 TailPeace Adjuster.JPG
(通常の弦であれば
  弦に伸縮性があるので
  アジャスターではなく、糸巻き側で調弦(音程調整)可能ですが
 スチール弦であると
  弦に伸縮性がないので
  糸巻き側とは反対側の、テールピース側に装着された
  アジャスターと呼ばれる音程調整ネジで微調整し
 大人用のフルサイズの楽器でも
  E線(最高音弦)のみはスチール弦である場合が殆どですので
  E線にのみはアジャスターが装着されている事が殆どですが
 4弦ともスチール弦を使用する場合には
 4弦ともにアジャスターを装着しなければならなくなることから
 最初からテールピースにアジャスターを組み込んだ鋳物の製品が有るのです)
木製のテールピースとは異なり
鋳物のテールピースは重量があり過ぎるために
 音色の好みなどから、その様に使用している奏者も居るには居ますが
 大人用のフルサイズの楽器ならばともかくも
 子供用のサイズの小さい分数楽器に装着してしまっているために
 楽器が響かなくなってしまっており
つまり
 まずは[4弦ともスチール弦]で、弾き方がガリガリになり
 さらに [鋳物のテールピース]の重量のせいで、楽器が響かず、さらに擦りたがる
 二重の意味で悲惨な楽器状況であったのです。
(とはいえ、これは
 「まあ、多分、街中の普通のヴァイオリン教室では
  そういう所が大半なんだろうなぁ〜」と
 予想はしていたのですが
 改めて現実に直面したショックは大きいものがありました)

第二は
冒頭上掲の写真のSEVCIK(セヴィシック)を
レッスンで使ったことが無い…というのです。
 SEVCIKsmall.JPG
 まず息子さんに
 「指弓(ゆびゆみ)のレッスン(前の先生の所で)したこと有る?」と訊くと
 「知らない」と言うので、私が実演してみせると
 「ああ、それ(前の先生の所で)やったけれども、出来なかったの」とのことは
  まあ、さもありなん、という感じですが
 (まったく…
  生徒さんが出来ない・苦手だ、というのであれば
  それをレッスン中でも繰り返し繰り返し指導・練習させるべき…であり
 「指弓」については
  短時間の練習では
  単に右の指の屈伸による柔らかな音色を得る奏法と誤解されますが
  長期間に渡って練習し続けることで、最終的には指の柔軟性が習得されることで
  指の屈伸は弓棹の質量と慣性により自ずと発生する様にさえなり
  その結果
  柔らかな音色だけでなく、発音にムラも無くなり、鋭角的な表現さえも可能になる
  などということを、前の先生はご存知ない様で
  前の先生は
   経営のためなのか?
   生活のためなのか?
   とにかく生徒さんを沢山教えるべく?
   僅か30分のレッスン時間などという
   インチ○…では書き過ぎですので
   インスタント・レッスンでは
   恐らくはその様にまで指導する時間は作れなかったのだろうと諦めつつ
  私が作ったシンプルながら指弓の練習には好適な道具を渡して
  「ほぉ〜ら、こういう風に練習するんだよ〜」と語りかけつつ
   やれ、自動ドアがゆっくり開いたぁ〜 ですとか
   やれ、自動ドアが、それじゃあ壊れたぁ〜 などと、なごませつつ
  「大丈夫
   だんだんでいいんだよ
   だんだん出来る様になるからねぇ〜」と
   練習の仕方をゆっくりと繰り返し教えてあげましたが
  レッスン時間が足りないから、この様に繰り返し指導しない…ではなく
  レッスンにおいて、この技術を伝授しない指導者さえ居る様で
  事実数年前
   都内の有名楽器店で「弦楽器フェアー」というのが開催されていて
   そこには
  「初心者でヴァイオリンが弾けない人でも楽器が選べる様に
   代わりに弾きます」という係りの女性が立って居て
   私が
   コツンコツンとタッピング(楽器を弾かずに叩いた音で音色を判断する)
   だけをしていることに興味をもたれたことから話しかけてこられた
   その奏者と話しをすると
   都心でありながらお墓の脇の音大(判る方には、もうお判りですね(笑))を
   主席で卒業したとプロフィールにあり
   ネット上でも、その名前は有名なその女性ヴァイオリニストに
  「やはり何といってもヴァイオリンの音色では
   右手、それも、指弓の柔軟さが大切ですよねぇ〜」と話したところが
  「指弓?なんですか?」というので、私が実演してみせると
  「ああ、私の友人で、○○先生(私と同門の大先輩)の所に習いに行ったらば
   その練習をさせられたと聞いたことがあります」とのことで
   本人は習ったことが無いとのこと…
  いやはや、それでも主席で卒業できてしまえるんですかぁ〜?
  何かが間違っていると思うのですが…)
 次に
 SEVCIKの教本を示して
 「これ、見たこと有る?」と息子さんに訊くと
 「ない」とのこと...
 確かに
  SEVCIKの一番弟子であったヴァイオリニストのヤン・クーベリック
 (指揮者のラファエル・クーベリックの父)が
  ある演奏会の晩に、会場に姿を現さないので
  ハイフェッツが心配して宿まで呼びに行くと
  クーベリックはSEVCIKの練習に夢中で
 「今、練習が忙しいから、君、代わりに弾いておいて」と答えた程(笑)
  何でもかんでもSEVCIKでレッスン
  徹頭徹尾    SEVCIKというのは、私としても感心しない
 とはいえ
  将来はブロを目指すというのではあれば勿論のこと
  たとえプロを目指す訳ではない趣味でヴァイオリンを習うとしても
  少なくとも真剣にヴァイオリンをレッスンしようというのに
  SEVCIKをレッスンで使用しないことは
  まるで、六法全書を見たことのない弁護士
  まるで、聖書を読んだことのない神父様の様なもの
  まるで、お米を売っていないお米屋さん
  まるで、ケーキを売っていないケーキ屋さんの様なもので
  ありえないことだ!と断言したところ、ご両親とも驚き
 早速
  私が持参した
  SEVCIK Op.1 Part.1から
  その息子さんのレッスンに好適な数小節だけを選んでレッスンしたのですが
  たちどころに今までの奏法の悪癖が氷解して行きました。
(とはいえ、これも
 「まあ、多分、街中の普通のヴァイオリン教室では
  使わない所が大半なんだろうなぁ〜」と
 予想はしていたのですが
 改めて現実に直面したショックは大きいものがありました)
 http://shyouteikin.seesaa.net/article/121826602.html
 http://shyouteikin.seesaa.net/article/157801816.html

そして
第三は
その息子さんが使う弓の弓毛を見ると
 私に習う…というので
 お父様がわざわざ毛替えをし直したばかり…というのに
その弓毛の毛の量が極端に少ない…
なにしろ
 弓毛が本来充填されるべき幅の全体の
 3/5で言い過ぎならば
 5/7ほどしか弓毛が装着されていないばかりか
 レースのカーテンの様に、弓毛の向こう側が透けて見える有様…
これは
 弓毛は闇雲に沢山装着すれば良い、というものではないにせよ
 一定量が無いと「擦らずに響かせる」という奏法が成立しないのに
 極端に少ない原因は
 弓に弓毛をまっすぐ装着する技術が無いために
 沢山入れてしまうと弓の毛を張った時に弓の棹が曲がってしまうので
 少なく入れて誤魔化している、これ以上ない劣悪な毛替えでしたので
思わず「これは酷い!」と私が言うと
「バイオリンショップ○ガニーニで毛替えをした」とのこと。
いくらなんでも
 ここまで劣悪極まりないバイオリン店でも平然としていた前の先生も問題ですが
 ここまで卑劣極まりないバイオリン店を、平然と営業しているようでは
 もはやこれは
 バイオリンショップ○ガニーニ などではなく
 バイオリンショップバカニーニ と称して良いほどの酷さです!
(まあ
 時としてこういう悲惨な毛替えをしている店があることは
 一応は承知はしていたのですが
 改めて現実に直面したショックは大きいものがありました)
(ちなみにこの件に関して
 もしかすると独自の考え方でこの様な方法を採られているのか?という思いもあり
 先方に電話で尋ねたところ
 「分数楽器の弓なので毛が入れにくいので少なく入れるということは
  あるのかもしれないとしても
  もしもその様な毛替えがされていたのであれば
  クレームの対象となり、毛替えをやり直すことは当然です。」との回答でしたが
 主張としては、その様な毛替えをきっぱりと否定されている訳ですが
 状況としては「分数楽器の弓なので毛が入れにくいので少なく入れるということは
  あるのかもしれないとしても」と発言されている時点で
 “語るに落ちた”の感があります。
 まったくもって
  素人(普通の生徒さんの親御さん)が毛替えに行けば、いい加減な措置をし
  玄人(勿論私は冷静に話しましたが)が尋ねると、上記の様に回答するという
  実に信用ならないお店です!)

しかしながら
以下の様な書き方は自画自賛の極みではありますが
実際問題として
 私は、たまたまかつて歴史的名教師に師事でき(その師の師はアウアー)
 私は、たまたま今も名手に助言いただけている (その師の師の師はアウアー)が故に
 こうした楽器の問題
 こうした教材の問題(レッスン方法)
 こうした楽弓の問題(いや、それにしても近年まれに見る酷い毛替えでした!)
 などについて
 これが標準的な楽器の状態
 これが不可欠な練習の教材
 それは未熟者の駄目な毛替えなどと断言できるのことは幸いであるという点において
冒頭既述の様に
ここまで酷い状況でのレッスンの開始となるとは予定外ではありましたが
ここまで酷い状況を即座に酷いと断言でき改善できることは
私としては幸いなことだと感じました。

そして
それと同時に
 以前習っていた先生のレッスンを辞めさせて
 息子さんのレッスンを私に依頼された今回のケースを通じて
つくづく
 世の中には、そうしたことを知らないご両親…というのは当然としても
 世の中には、そうしたことを知らないヴァイオリンの先生…というのも居るとしても
 世の中には、こうした問題を知りながら放置したままで指導を続けているという
 単にレッスン料が欲しいだけの
 単に生活のためだけにレッスンしている様なヴァイオリン教師も少なくないという
 現実を目の当たりにさせられ
予想していたこととはいえ
承知していたこととはいえ、久し振りにカルチャーショックを受けました。
(いいえ
 勿論街中には、優れた熱心な先生も当然沢山いらっしゃいますので
 どうか
 ひとつには
  パガニーニ/24のカプリースと
  バッハ/無伴奏ソナタ&パルティータが弾けて
 ひとつには
  その師の師なり
  その師の師の師がアウアーにつながる先生にこそ習っていただきたいものだと
 願わずには居られません。
 皆様のご家庭・お知り合いなどで
 ヴァイオリンを習っている初歩段階のお子さんがいらっしゃる際には
 その先生
  パガニーニ/24のカプリースと
  バッハ/無伴奏ソナタ&パルティータが弾ける?
 その先生
  その師の師なり
  その師の師の師がアウアーにつながる先生?
 その先生
  楽器の管理上
  「面倒が無い」という理由からのみ4弦ともスチール弦なために
  アジャスター内蔵テールピースなんか使わせてしまっていない?
  TailPeace Adjuster.JPG
 その先生
  レッスンで
  SEVCIK使っている?
  SEVCIKsmall.JPG
 などと訊いて心配してさしあげてください。)

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などということでレッスンを進めていくと
次に遭遇したのが
「音律の問題について」で
どうもその息子さんの音程が
正しい音程に近いには近いのだけれども、何かが違う…
 そこで私が
 お母様に「もしかすると、ピアノで音程を採ったりしました?」と伺うと
 お母様が、私が一体何を訊いているのか?という怪訝な顔で「ええ…」と
 仰るので
 私が「あれぇ〜、それは駄目ですよ〜」と
こちらでも書きました
http://shyouteikin.seesaa.net/article/95428201.html
 最初は
  Example of score 4.GIFの音を
  ピアノで叩き
  ピアノの音程に完全に合わせてヴァイオリンでも
  Example of score 4.GIFの音を弾いた上で
  Example of score 5.GIFとヴァイオリンで演奏し
  Example of score 4.GIFのヴァイオリン音が
  ピアノのExample of score 4.GIFの音と音程が合っていると示した上で
 今度は
  Example of score 6.GIFの音を
  ピアノで叩き
  ピアノの音程に完全に合わせてヴァイオリンでも
  Example of score 6.GIFの音を弾いた上で
  Example of score 7.GIF
  正しく聞こえる音程でヴァイオリンで演奏した上で
  その際の
  Example of score 4.GIFのヴァイオリンの音が
  ピアノのExample of score 4.GIFの音とは音程が違うことを実演し
「この様に
 音程というものは、音楽の前後関係で変化するもの、異なるものなのです」
「ですから
 ピアノや電子ピアノなどの音程が固定的な楽器から音を採って練習しては
 ヴァイオリンの練習には有害なのです」と説明しつつ
「だいたい
 バッハの“良く調律されたクラヴィーア”のための曲集 という原題を
 バッハ/平均律クラヴィーア曲集 などと邦訳していることが間違い」
 http://shyouteikin.seesaa.net/article/164697837.html
 といったことについてもお話しすると
 自らもピアノを弾かれるお母様はびっくりして
「そうなんですか…!
 バッハ/平均律クラヴィーア曲集 の楽譜は持っているので
 後で楽譜のドイツ語の題名を見ておいてみます」と驚いていました。
(いいえ
 勿論街中には、この様に「音程は音楽の前後関係で変化する」ということを
 当然承知しているピアノの指導者がいくらでもいらっしゃいますので
 どうか
 こうした音律の問題について十二分に認識している
 ピアノやソルフェージュの先生にこそ習っていただきたいものだと
 願わずには居られません。
 そして
 そうした「「音程は音楽の前後関係で変化する」ということについては
 こちらに簡単に例示してみましたが
 http://shyouteikin.seesaa.net/article/98108488.html
 上記ページならびに
 こちらのページでも明記しています様に
 http://shyouteikin.seesaa.net/article/164697837.html
 メロディーをピアノで叩いて音程を採らせようとしたりする指導者は
 ヴァイオリンに留まらない総ての楽器での
 阿保バカ駄目教師であると断言出来ます

(なお
 ヴァイオリンに留まらない総ての楽器での
 阿保バカ駄目教師
とまで書いたことについては
 私自身、あまりにも汚い言葉で躊躇したのですが
 しかし既出のページでも書きました様に
 http://shyouteikin.seesaa.net/article/98108488.html
 私の周りの仕事仲間達から
 「それは大変なことだ…
  何より、いくら初心者とはいえ
  未来ある子供たちや
  未来ある学習者たちの音楽的な人生と将来を奪う絶対に許せない行為だ!
  絶対に、その様な指導があってはならない!
  何としても阿保バカ駄目ヴァイオリン教師と明記して
  その様な 阿保バカ駄目ヴァイオリン教師のもとは
  一刻も早く辞める様に伝えることは責務だ!!」とまでの意見を頂戴しましたので
 あえて、その様に汚い言葉の限りを尽くして明記しておきたいと思います)

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

などという
 私  にとっても、改めてのカルチャーショック
 先方にとっては、私以上のカルチャーショックなレッスンが終わって
 しばし談笑していると
今度は
「CDプレーヤーを巡る状況について」
 まったくもって、何とかならないものなのか…
 一体全体、何がどう悪くて、ここまで酷いことになっているのか…と
 改めて思わされる出来事が起きました。

それは
レッスンをした場所には
 なかなか音の良い組み合わせのAV機器があり
 音楽に詳しいお父様が、いくつかのCDを再生して
 私の上記の音律の問題が、確かに実際の演奏で聴取されることを
 色々なCDで聞きながらお話ししていたところ
 日頃はホロヴィッツの録音などを聴く…というお話しが出たので
こちらでも書きました
http://shyouteikin.seesaa.net/article/63747066.html
ホロヴィッツ編『星条旗よ永遠なれ』を
 ただし、私が持参した
 2006年9月に発売されたiPodの80GBモデルの製品に
 iPod80GBW.jpg
 CD→iTunes→iPod
 ただし
 iTunesの画面で、編集→設定→詳細→インポートと選び
 (iTunesの最新版は編集→設定→一般→インポート設定と選びます)
 インポート方法において、WAVエンコーダを選び
 設定において、カスタム サンプルレート44.100kHzと選択し
 その画面上で
 オーディオCDの読み込み時にエラー訂正を使用するにチェックを入れ
 読み込んだデータを入れたものに
 http://shyouteikin.seesaa.net/article/263261442.html
 ただし
 UniversalDockではなく
 持ち運び用に持参している
 フォーカルポイントコンピュータのdin SIK-IP-000002をつなぎ
 (こちらの製品のほうがUniversalDockよりも高音質です)
 SIK din for iPod.jpg
 http://www.focal.co.jp/product/detail.html?id_product=92
 そこから
 SONY RK-G129を使って
 http://www.ecat.sony.co.jp/avacc/cord/acc/index.cfm?PD=1749
 http://shyouteikin.seesaa.net/article/129742623.html
 AV機器に接続して再生したところが
「えっ、これがあのホロヴィッツの『星条旗よ永遠なれ』ですか!?
 1950年のモノラル録音ですよねぇ〜信じられない…
 普段、CDプレーヤーで聴いている音と全然違う…素晴らしい!」と
 ご両親とも驚かれ…

私はこちらでも
http://shyouteikin.seesaa.net/article/66885107.html
 私はまわりの人に
  勿論冗談で(笑)
  でも後半は大真面目に
 「もしも神様から、どんな願いでも2つだけきいてくれる…と言われたらば
  はたして
  “貧困”
  “病気”
  “諍い”この3つのうちの、どの2つを無くしてもらうか迷う…ではなくて
  私は迷わず
  “CDP” (CDプレーヤーのこと/ただしCDは残したままで)
  “OIBP”(これについては
         こちらで詳しく書きました
         http://shyouteikin.seesaa.net/article/70198773.html
  この2つを
  この世から無くして欲しい!と言うだろう」
 と話すことがある…と書きましたことを
 改めて思い返させられた瞬間でした。

繰り返しになりますが
 まったくもって、何とかならないものなのか…
 一体全体、何がどう悪くて
 CDプレーヤーの再生音というのは、ここまで酷いことになっているのか…と
 つくづく思わされました。
いえ
 iPodから既述の様にして聴く音が「最高!」などとは決して思いはしませんが
 しかし
 iPodから既述の様にして聴く音に対して
 CDプレーヤーの再生音には
 なにか
 ジャリジャリ・ザラザラした感じの音が聴かれてしまうのは
 何故なのでしょう…
 http://shyouteikin.seesaa.net/article/107960825.html 

(私が
 放送局の音響技術者の人に
 「CDを聴くのにCDプレーヤーは使わない…CDプレーヤーは駄目」と言うと
 「ええ、そうです
  放送局でも
   CDプレーヤーでCDを再生するのは
   BGM的な場合か、ライブラリーから準備する手間がかけられない時だけで
  技術者の間では
   CDプレーヤーは
   業務用の装置であっても、信頼できない装置であると認識されています

 と明言されています。
 http://shyouteikin.seesaa.net/article/93811647.html
 こちらにも書きました様に
 http://shyouteikin.seesaa.net/article/95992914.html
 もしも私のブログをご覧いただいた方の中から一人でも多くの方が
 CDプレーヤーなどという“鉄クズ”“ガラクタ”にお金を注ぎ込んでしまうことを
 一日  でも
 一時間でも
 一分  でも
 一秒  でも早く
 お止めになられるのを願わずには居られません。)

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う〜ん…
私のブログのカテゴリ分類(当ページ上方、右枠)としては
「日常」という分類にしましたが
 いかにも、生活感の無い日常…といいますよりも
 いかにも、小提琴奏者ならではの日常…の様にも
 自分で書いて読み返してみて思いました(笑)

しかしながら
 この様なカルチャーショックは
 下記の記事の様に、まだまだ続いています…
 http://shyouteikin.seesaa.net/article/108847658.html
 http://shyouteikin.seesaa.net/article/114902178.html
posted by Yoshii9 ユーザー 小提琴奏者 at 2008年05月 | 日常 | 更新情報をチェックする
                      (各記事末尾の
                       posted by Yoshii9 ユーザー 小提琴奏者 | ○○ | と示された
                        | ○○ | の部分をクリックいただくと
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